皆さん、読んだことありますか?
『人生がときめく片づけの魔法』
この本、何がすごいって、モノを選ぶ基準が、
「触ったときに、ときめくか」
なんですよ!
えっ?みんな知ってました?笑
最近、また読み直して気付いたんです。
これって、波動エネルギーを感じるということなんだ、って。
だから、いまの時期に読むと、おもしろい発見がいっぱいあると思います!
この本が、また最近見直されていることや、「ミニマリスト」に見られる、足るを知る価値観などを目にして、モノに対する意識が変わってきているなぁと実感します。
もし片づけられない家族にイライラを感じてしまったときは、あなたのモノが収納してあるスペースをチェックしてみてください。必ず、捨てるべきモノが見つかります。他人の片づけられていないところを指摘したくなるのは、自分の片づけがおろそかになっているサインだからです。
他人は自分の心の状態の鏡とも言いますからね。
他人に干渉したくなったら、自分自身に何か引っかかることがあるということでしょう。
「ときめかないけど、捨てられない」モノに対しては、一つひとつ、その本当の役割を考えてあげること。すると、意外なほど多くのモノが、すでにお役目を終えていることに気づくはずです。モノが果たしてくれた役割にきちんと向き合い、感謝して手放してあげることで、初めてモノとの関係に「片をつける」ことができたといえます。
すべては波動エネルギーでできていて、モノにも感情があります。
一つひとつ向き合って、感謝して手放してあげるという行為は、単なる断捨離という作業ではない、大切なコミュニケーションだと思います。
モノとの関係に「片をつける」から片づけというのは納得。
捨てられない原因を突き詰めていくと、じつは二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。この二つだけです。
過去に対する執着というのは、いま、ときめくわけではなくて、その思い出にすがりたいだけなのかなと思いました。
未来に対する不安というのは、なるほど、なくなったら困るからという理由で大量のストックをしてしまうことです。
トイレットペーパーとかティッシュペーパーとか、そんなに買い込んでどうするのかと思いますが、買っている本人は、なんとなく、なくなったら困るからという理由で、ストックを増やしてしまうようです。
これって、モノに限らず、思考やお金に置き換えて考えても同じですよね。
人がどんな環境に囲まれていると幸せかは、その当人にしか決めることはできません。モノを持つ・選ぶという行為は、きわめて個人的な行為だからです。
だからこそ、一つひとつのモノに対して、「自分がどう感じるか」に向き合っていくことがきわめて大事なポイントとなるのです。
たくさんのモノを抱え込んで捨てずに持っているからといって、モノを大事にしているわけではありません。むしろ、その逆です。
モノがなくて困っていた時代を生きてきた人や、そういう人に育てられた人は、なんでもかんでも後生大事にとっておく傾向があります。
これは決してモノを大事にしているわけではなくて、モノを粗末にしていると私は思います。
使ってあげてこそ、モノは喜びます。
片づけをする本当の目的は、究極に自然な状態で生きることだと、私は思います。だって、ときめかないモノを持っていたり、必要のないモノを持っていたりするのは、不自然な状態だと思いませんか。ときめくモノだけ、必要なモノだけを持っている状態こそが、自然な状態だと思います。
片づけをして、自分の周りをときめくものだけにすれば、ご機嫌さんになります。
家の中が片づいて、ときめき空間になった人たちの人生がときめくようになるのは、きっとモノからコトに、ときめくかどうかを問うようになるからだと思います。
いまの自分の仕事にときめくか否か。
モノの片づけのプロセスで感覚が研ぎ澄まされているので、 やりたいことを思い出したり、やりたいことがみつかったりして、自分の環境を、自分が変えていけるようになります。
それが魔法のように見えるのでしょう。
ちなみに魔法って言葉はあんまり好きじゃないですよね~。まぁいいけど。笑
最後に、この言葉を。
ときめくかどうか。心にたずねたときの、その感情を信じてください。
理屈はいりません。
自分の感覚、感情を信じましょう~!
この本、本棚にありますよね?笑
それでは楽しい週末を!