《限界指数60%》男性(20代)
残業をさせない代わりに、時間外労働に当たらない範囲で早朝出勤する必要を迫られる。
もう限界?!仕事辞めたい指数60秒診断【全10問】で寄せられた心のつぶやきです。
罪悪感を利用した脅し
早朝出勤も残業なんですけどね。
なんともいえないプレッシャーを感じてますよね。
仕事で嫌になるのは、大きく分けてふたつパターンがあります。
とにかく上司が威圧的であること
そして、
なんだか分からないけれどじぶんが悪い気がすること
です。
これは、支配のエネルギーを感じるか、コントロールのエネルギーを感じるかという違いです。
複合的になっている場合もあります。
支配のエネルギー、威圧的なエネルギーというのは、直接的でとても分かりやすいです。
だから、そこから離れるのは難しくはありません。
でも、コントロールのエネルギーの場合は、多くの人が子供の頃から刷り込まれて、上の人に従うのが当たり前だと思い込んでしまっているので、なんかおかしいなと思うことがあっても、じぶんのほうがおかしいのかなと思うんです。
じぶんが悪いかのように思わせ、迷惑を被っているのは 会社(上司)であって、早朝出勤しないといけないのは、いたらないじぶんのせいなんだから、残業代を請求するなんてとんでもなく、逆にクビにされないかどうか心配でしかたがない状態にされちゃいます。
恐怖で縛り付けられた状態ですね。
そして、罪悪感につけこんだ脅しとも言えます。
大事なところを曖昧にされるわけ
あなたは直接、上司から「早朝出勤せよ」と命令されていませんよね。
それは、上司がそう伝えると、会社の指示(業務命令)となるからです。
業務命令であれば、会社は残業代を払わなければいけません。
(早出の時間分、帰宅時間が早くなるなら別ですけど)
でも、じぶんの意思で勝手に早朝出勤するのであれば、会社の指揮監督下にないので、残業代は発生しません。
精神的に追い詰められていたとしても、です。
伝家の宝刀『エビデンス』
会社の指示なのかどうか曖昧な場合、どう考えても脅しとしか考えられないような理不尽な要求をされている場合、その要求をする人から、メールを通じて正式に指示をもらいましょう。
証拠・根拠(エビデンス)を残すのは、仕事の重要な要素ですからね。
対外的なやりとりにおいても、「言った、言わない」のトラブルを避けるためには、エビデンスが決め手となります。
まぁ、上司に対して求めると、とてもウザがられること間違いなしです。
でも、きっとメールでは正式に業務命令してはこないです。
業務命令した証拠が残ってしまいますからね。
たぶん、そういう行動をすると、
「そういう細かいことを言える資格がお前にあるのか?まず一人前に仕事をしてから言え」
とか
「じゃあ、キミは就業時間中、一時も気を抜かずに仕事をしているって言えるのか?」
とかなんとか言って 、やっぱりじぶんが一人前じゃないからダメなんだと思わせてくるんですが、そうするといつまでもループすると思いませんか?
おかしいと感じることに気づく
上司から、メールで正式に早朝出勤の指示をもらうことは、
「無理だよ~」と思っても大丈夫です。
でも、いまは無理だと思っても、そういう考えもあるよなぁっていう感じで受け取ってくれると嬉しいです。
仕事をしていれば、「ん?なんかおかしいな」という感覚があると思います。
おかしいと感じることに気づいたら、その違和感、疑問を調べてみましょう。
知った情報をどう生かすかは、じぶん次第です。
腑に落ちた情報は、ぜひ日常で活かしてみてくださいね~。