ちょっと想像してみてください。
明日、お金という概念がなくなったとして、明日もいまの仕事を続けますか?
それなら、好きなことをやりたいですか?
2015年10月19日放送の『しゃべくり007』で、ホリエモンの大予言箱と題し、
「これから転職、就職するなら何業界?」という話がありました。
ホリエモンいわく、
「これから、たぶん、ロボット化が進むんですよ。
いろんなところの。
例えばコンビニのレジとか、スーパーのレジとか、
いままで人がやってきた作業が全部自動化されていくんです。ロボットとか、自動運転車とか、ドローンとかそういうのがやってくれるでしょ。
そうするとだんだん、どんどん人間が働かなくてよくなるんです。(そうなると)みんな何してイイのか分かんないじゃないですか?
その、『何してイイのか』を教える、
あるいは
『何してイイのか』のお手本となる仕事が
これから流行る。」「つまり”遊び”です。」
とコメントしていました。
余暇が増えれば、楽しい世界になりそうですよね。
ホリエモンはいろいろやんちゃなことをしてましたが、どれも後から振り返ると常識に風穴を開けていった感じがします。
リクルートの企業文化”お前はどうしたい?”
「お前はどうしたいんだ?」
これは、リクルートのカルチャーを一言で表す言葉です。
自分自身に思考の矢印を向けたときに、初めて自分と向き合えます。
外側ではなく、内側。
自分が何をしたいか?
私が重要だと思っているのは、
「人のため」「社会のため」ではなく、
「自分がしたいこと」をするということです。
「自分がしたいこと」を思い出せればいいですね。
『常識の外に、未来がある』
みんなが知ってる『TSUTATA』を運営する、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のCEOの増田さんはビジョンメーカーです。
よく心象風景を語ります。
心象風景とは、エネルギー場の妄想であり、想像であり、創造の源です。
「(かつての経営は)同じものをとにかく速くたくさん作る。それが競争戦略だったし、成長だった。だけどその延長に未来はないのよ。過去の延長線上には未来はない。」
「世の中どうなってんだろう、どんな風に向かうんだろうって、みんな外に答えを探すけど、自分は何がしたいんだろう、どうなったら幸せなんだろう、自分っていうことの中から答えが湧き出るような自分でありたい。」
「常識の外に未来がある」と言われるように、言葉の節々からは、社会全体が変わることを予感しているように感じます。
外に答えはなく、内側にあるということ。
要は、「自分は何がしたいんだろう」という思考です。
会社に依存するパラサイトではなく、自立した企画人が常識を破るのでしょう。
『子どもが死んでも次の日には笑って踊る 裸の女性写真家が見たアフリカの真の姿』
ナギ:例えば、言い方は極端ですが、アフリカ人って基本的に頭を使わないんですよ。「貧乏だから金が欲しい」って言うから仕事を紹介しても、「何で俺が毎日8時間も働かなきゃいけないんだ」と言ってやらないんです。一定のクオリティのものを作ってと頼んでも、クオリティの低いものを出してくるんですよ。「何で同じクオリティのものを作れないの?」と聞いても「何でそこまでしなきゃいけないの? どれも一緒じゃん」って全く異なるレベルのものを出してくるんです。「これでお金もらえると思うの?」と言ったところで「同じものを作る必要ある?」みたいな返答しかないんです。
同品質大量生産大量消費の時代は終わり、人は作り手の愛情たっぷりのエネルギーが乗ったものを求めるようになります。
アフリカ人の、なんで同じものを作らないといけないんだ?という素朴な疑問。
初めて見たときは衝撃を受けました。
そして、「同じ品質のものを作らないといけない」と信じて疑わなかった、自分の思い込みに気づいたことも同時に衝撃でした。
『”世界一貧しい大統領”ムヒカ元大統領独占インタビュー』(Mr.サンデー)
(※動画は削除されました)
私たちは、発展するために生まれてきたわけではありません。
幸せになるために地球へやって来たんです。
働いて働いて働いて働いて 職場との往復を続けていたら
いつの間にか老人になって
唯一出来たのは請求書を払うこと
幸せとは物を買うことと勘違いしてるからだよ・・
あなた達は、お金で物を買っているんじゃないんだ・・
そのお金を得るために使った「時間」で買っているんだよ。
当時、私たちは平等に分配すれば世界は良くなると思っていた・・
でも、思想(文化)が変わらなければ、何も変わらないことが分かった・・
君が日本を変えることは出来ない・・
でも、自分の考え方を変えることは出来るんだよ・・
会社の歯車になって真面目に働くのが美徳ではなく、
真面目に遊ぶのが「生きる」ということ。
好きなこと、楽しいことでなければ、真剣に遊べません。
長く生存するだけのために自己犠牲する必要はないと思うのです。
そして『足るを知る者は富む』の言葉があるように、必要以上のことをしなくていいんです。
いま、人生が息苦しいなら、身につけた、たくさんの当たり前、思い込みの鎖をひとつずつ外していけば楽になっていくと思います。
焦らず自分のペースでひとつずつです。